横浜マラソン

 またまた、寝坊した。起きた後にスポーツクラブの御大から携帯に電話があって、「もうみんなとっくに着いているよ!来ていないのはトラちゃんだけだ!」 (そんだったら、もっと前に電話入れてよ!)焦って支度して家を出ていく。電車で家から元町・中華街駅までは所要時間 31分 、山下公園まで徒歩4分。9時30分の受付締め切りまでギリギリだ。
 
途中、別のチーム応援兼カメラマンのAlさんに傘寿のDさんの写真撮影を頼むが、顔がよくわからないと言うので一緒に走ることにした。

 引換券とゼッケン引換後、車いすのスタートの合図があって、なんとか受付に間に合った。その後、クラブのメンバーと落ち合うが、ゼッケン、RCチップの取り付け等準備でウォーミング・アップの余裕もない。その場で着替えて荷物預けに行く。
  ハーフスタートは10時20分、10kmスタートはその15分後だが、ハーフスタート前に県民ホール前まで移動する。スタートは走るタイムが目安で 速い人順に前に並ぶのだが、スタートライン通過ロス・タイムを考えると、遅くても前に並ぶのだ。(しかも無理やり割り込む形で・・・)
 そしてス タート!周りのペースにつられてか、Dさんが先に行く。こちらは朝食抜きの上、まだ体が起きていないので遅れ気味。(ほんと、最後まで走れるかと思っ た。)どんどん 周りに抜かされて行く。少し経ってからDさんと並んで走れるようになった。途中、後ろから来たクラブのメンバーが声をかけて抜いて行く。3kmすぎあたり で10kmのトップとすれ違う。そして、いつもの中央分離帯にいるAlさ んを発見して手を振った。Dさんにも教えると、走りながら構えてるのがわかった。 「折り返して、もう一回!」と言われて、走りにフォースがこもったみたいだった。5km折り返して32分で速いと思ったみたいだが、走り方は変わらない。 すれ違う後続のランナーには、かなりヨタヨタしている人がいた。再び撮影ゾーンで両手を上げるDさん。良い写真が撮れてるといいなぁ・・・と思った。
  ゆるい坂を上って、下ると7kmで、苦しそうだった。この辺では、ハーフのトップはとっくに追加している。「もうすぐ給水があるから」と言って励まし た。給水地点で止まって紙コップを受け取る。(しかし、この大会のランナーはマナーが悪い。道路一面に紙コップが散乱している。)ゆっくり歩きながら水を 取って、また、走り出した。最後の関門は山下橋で上りに入ると急にペースが落ちた。ホノルルマラソンでいえば、ダイヤモンドヘッドのバドワイザーのビール 缶を持っている人がいる住宅街のあたりで、これを過ぎると下りになるのだ。私と走ったのが良かったのか?悪かったのか?Dさん気を取り直して走り出した。 山下橋を下って右に折れてゴールのゲートを目指す!

 二人でフィニッシュした。60歳以上の完走者は完走賞の メダルがもらえるので、Dさんはもらいに行く。見せてもらったら、3個目のメダルで毎年同じ物だそうです。まぁ、77歳でホノルルマラソン走って、横浜マ ラソンは3回完走。(制限時間がある大会ですごい事です。)おまけに今回は自己最高記録。それでも、二人でRCチップと参加賞を交換する前に歩 いていた老年の人のゼッケンを見たら、83歳とあったので恐縮してしまいました。

 アフターは「横濱人」というお店でランチタイムのお客さんの中、7人で飲んで食べていたのでした。皆さん、お疲れ様でした。

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