China - town (3)

関帝廊通りから地久門を抜けて、福建路を歩いてすぐ角を左に折れ
西門通りを西門に向かう。
山下町公共駐車場が左にあるブロックを右に曲がる。
この歩道に「手書きの案内板」が置いてあり
(前にこの辺を歩いた時に見覚えがある。)
みなと総合高校の向かいである。

道路に面した入り口は開いたままだった。
奥行きは、間口の1.5倍位あって、そこにテーブルが三つ並んで置いてある。
元オーナーの現オーナー・シェフのおじいさんが奥に座っていた。
ねこみちさんが「いいですか?」と聞くと
おじいさんは「9時から予約が入っている」と言う。
まだ、3時間以上もある。

一人予算と「口内炎、飲み疲れ」症状を言って、料理をお任せにする。
右奥にある、畳1帖くらいのシンクがある所から
濃い烏龍茶を湯のみに入れて出してくれて
瓶ビールを1本頼むと、小さい冷蔵庫から出して、コップをくれると
噂に聞いていたが、おじいさんは屋台にある蒸篭のコンロの火を止め、
店を出て、ビル横の階段を3階にある厨房へ上がって行った。

何で、3階が厨房なんだ?
これが、謎の 天龍菜館 という廣東家郷料理店なのだ。

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