ある休日(2)

日曜と月曜日に草津温泉に行って来た。
宿は、価格破壊「ほんのポケットマネーで リゾート満喫」のおおるり
集客手段である無料送迎バスは「湯けむり号」、運行会社の名は「こまどり交通」
(こう来たら、「うぐいす」が出て来るかと思ったが無かった。)
まぁ、某県人会の事務局をしている知り合いの土地建物調査士のMさんが
80歳一歩手前の人で、それを手伝ったのがいけなかった。
これは某県人会の恒例「秋の一泊旅行」であった。

しかし、このホテル経営手段には感心した。
首都高速、関越自動車道を走り、途中サービスエリアで休憩、
渋川インターで降りて一般道を1時間くらい走り、
おおるりグループ 「田吾作」という、お土産店&飲食店に寄る。
それから、ホテルに着いたのはいいが、
ホテルのロビーはチェックアウトした客と荷物で一杯だった。
(彼らは無料送迎バスを待っていたのだ。)

朝の7時半に横浜を出て、12時半頃に着いたのだが
それからが、普通じゃなかった。昼食のメニューを幹事さんが聞いて来た。
荷物を持って、夕食の宴会場に案内され、
その時、翌日の昼食メニューを注文する。みんなで話をしたりして
待つこと1時間半でやっと昼食にあり付けた。
(この間にホテルのスタッフは部屋の片付けに追われているのだ。)
そして、部屋に行ったのが午後3時すぎ。
お風呂が午後5時半からなので、その間に社交ダンスの身支度をしていた方々と
ダンスフロアへ行き、それを見ていた。
(ダンスの雑誌があったので見てみると、ダンスもナンバ走行理論なのだ!?)
その後でお風呂に行くと、なんとバスタオルが無い!
(仕方なく1枚50円でレンタル。)
宴会場での夕食&宴会が、午後7時半から9時半までと短かった。

翌日、朝風呂に行き、食事をして朝9時半にチェックアウト。
12時45分の無料送迎バス出発まで時間がある。
別のホテルに「人情時代劇&歌舞踊ショー」を観に行く組と
自由行動組に分かれた。あいにく雨で名物「湯畑」には行かなかったので
ロビーでコーヒーを飲みながら時間が過ぎていくのを待った。
これが昨日ホテルに着いて見た光景そのものだった・・・
そして、無料送迎バスが着いては客を降ろし、帰る客を乗せて行く。
バスが出る時間になって乗り込み、別のホテルに行った人達を拾いに寄る。
草津温泉から国道292号の紅葉は冷え込んだせいか綺麗だった。
遅い昼食を昨日寄った「田吾作」で取って、お土産を買う。

これぞ、自前で客を送り込む手段!!

こんな機会がなかったら行くことも無かったでしょうねぇ・・・

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