一力@上大岡

用事で京浜急行線「上大岡駅」に行った。
ちょうど、お昼前だったのでラーメン屋を探して
鎌倉街道を渡り、裏道を麺をゆでるにおいがする方向へ行くと、
麺 一力 という店があったので入ってみた。
店の中が屋台風カウンンターになっていて
発券機に「モンゴル塩使用 塩ラーメン」があったので、それにした。
カウンター席を開高健似の店主が案内してくれた。
女の店員が「スープは豚コツと鳥ガラどちらにしますか?」と言うので
「豚コツじゃない方。」と返事した。
「と、鳥ガラですね、、、」と確認。
隣りに後から来た帽子をかぶったままの女の客が座った。
彼女はチャーシューラーメン(豚コツ)の堅ゆでを頼んだ。
ランチタイムは「こしひかり100%」の半ライスサービスで
若い店員がカウンターに出すと彼女ははすぐ塩をライスに振りかけた。
(小さじ一杯くらいかな?量に驚いた。)
ゆで時間が短いので隣りの方が先に来た。
背油が載っているラーメンに赤い唐辛子みそを大さじ一杯山盛りを載せ、
その上、おろしにんにくも同じ位載せた。
その様子をどんぶりを直接渡した店主が悲しそうに見ていた。
隣りで見ていたこっちは本当に驚いた。
店主が自信を持って出した味付けを、見事に壊している人だった。
肌の感じだとそんな歳じゃないみたいだけれど、着ている服が野暮だ。
味覚神経がイカれているとしか思えない。

塩ラーメンはあっさりしていて、いい味を出していると思う。
たまたま入った店だけど、隣りの人の食べ方の印象の方がデカかった。

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