The Stairway to the Distant Past

水曜日にバイク屋に電話してみると、FRカウルが届いていた。
「どうすればいいか?」聞いてみると
「乗って来て下さい、大丈夫ですよ。」と言うので
FRカウル無し状態スクーターに乗って行く事にした。
途中、警察署、交番の前をヒヤヒヤしながら通って
黄金町:映画館 横浜日劇 があった近くの路地のバイク屋に行った。
電話に出た浅野忠信似の背の高い店員が出て来た。
そこに社長が幼稚園から孫を迎かえて戻り、
乗って来て気が付いたハンドルの
センターアライメントが曲がっているのを話すと、
(ポジションが“欽ちゃん走り”の感じ。)
早速、フレームとハンドルを固定しているボルトを外した。
ボルトが見事に曲がっていた。
(FRタイヤにワイヤーロックをかけていたのを強引に引張ったからだ。)
浅野忠信似が時間が1時間位かかると言うので、
ついでにプラグ交換を頼んで
4ストロークエンジンの120ccスクーターを借りて
関内「次郎ラーメン」近くの知人の一級建築士の事務所に遊びに行った。
串団子でいろんな話をして、時間が来たので
バイク屋に戻る道を紙に書いて確認した。
(トラが、「横浜日劇」の名称を「日活会館」と間違えていたのでおかしくなった。)
バイク屋に戻って、スクーターを引き取る。
社長から、タイヤのエアー不足を注意された。
代金を払いながら浅野忠信似に代車の感想を聞かれたが、
「2ストロークの方がいい。」と、言ってしまった。

結局、スクーター本体を盗まれなかったので良かったけれど、
環境問題による「排ガス規制」で、2ストローク車は生産中止。
それでも2ストローク車に乗っているのは、時代に反しているよな、、、
今のスクーターが壊れるまで乗るしかない。

《追記》
余談ですが、「横浜日劇」があった土地はマンション工事中だった。
『私立探偵 濱マイク』シリーズのロケ地だった。

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