Yokohama Marathon 2008(2)

横浜税関がある山下埠頭からハーフのスタートの花火が上がった。
前は白だけだったのに、赤とか黄色で派手だった。
まだ、スタート前まで時間があって、後に並ぶ人が多くなった。
ハーフのランナーの最後尾がスタートラインを過ぎてから、
10kmランナーが、両車線通行止めしている山下公園通りに入れる。
今度は大会副会長のあいさつが始まったけれど、誰も真面目に聞いてはいなかった。
山下公園通りの銀杏並木は、青い葉がまだあって、銀杏を踏んだニオイがした。
天気は曇っていたけど、風が無かったのであまり寒くなかった。
ここで並んでいて思ったのは、以前から走っているランナーと、
最近のラン・ブームのランナーの二極化している様相。
(ハーフは去年から日本陸上競技連盟公認コースになった。)

スタートの合図が鳴った、腕時計の計測スタートボタンを押した。
すぐ、Y.Yさん、I.Yさんとはぐれてしまった。
焦っても仕方ないので、無理せず走る事にした。
最初の関門3km地点の10時57分は、4分早く通過するけれど
この辺りから足の裏が痛くなって来た。
厚手のソックスにすれば良かったのに、薄手のソックスを履いていたのだ。
後悔してもしょーが無いんで、とりあえず走る。
すると、10kmのトップと後続の集団がすれ違って来た。
元トライアスリートの 白戸太郎 が分かった。(作りがデカイので目立つ!)
ハーフのコース分岐点先で毎年カメラマンのAlさんの背中が見えたので声をかける。
振り向いたら、後の人が走りながら頭を除けていた。(どうもすいませーん。)
次の関門5km地点は11時10分で、スタートから31分過ぎ、
これはもう1時間は切れそうも無かった。
シンボルタワー手前で折り返して、後続にD.Mさんを探したけれどいなかった。
再び分離帯に立っているAlさんに声をかけた。

突然、足に負担をかけない走りを思い出す。
(みぞおちで足が振り子のように前後に振れているイメージ。)
少しは楽になって来た。
今度はハーフのトップが見え、車の時計は57分台だった。
(残り3.5km地点手前くらいか?)
ここから、道路半分ハーフのランナーと並走する形になるけれど、
スライドの差が違いすぎる、ハーフはやっぱり速い。
残り2kmで給水のため立ち止まって、再び走り出す。
すぐ隣りに知的障害者の人がいて、先を行く伴走者が急かすので、
こっちも急かされている気分になって来た。
山下橋を登って下って、勢いでゴールに行きたかったけれど
足の裏の痛さに負け、スパートするのは止めた。