三浦此岸寒からず、彼岸まで寒し(2)

スタートの合図がしたが、最初動きが無くゆっくり歩いていた。
t6cのストップウォッチをスタートさせたつもりが押しが足りなかった。
スタートライン過ぎてしばらく走って気が付いてボタンを押した。
グロス(公式)タイムのロスがかなりありそうで、
制限時間内に戻れるのか、もう気になった。
(三浦MTのコースは、コチラ を参考にして欲しい。)
後ろの方からのスタートだと前に人が多くて抜くに抜けない。
逆に前の方にいれば、勝手に後ろから抜いて行ってくれるので楽だった。
1km過ぎたら楽に2車線を走れる様になったと思ったら、
1.5km過ぎでハーフがやって来るのだから、左車線を走る指示が出てまた混雑だった。

今年の三浦MTは風が無く、体感温度が上がってキツかった。
3km先の約50m高低差がある長い坂は登るにつれて歩こうかと思ったほど。
登りきって折り返し先の給水所まで喉がカラカラだった。
少し立ち止まって水を飲んでから走り出し、
帰りの下り坂を勢いでスピードに乗って行ったら、左足首にダメージが来てしまった。
(これで、やはり体重を落とさねばと、、、思い知らされた。)

ナンバーカードを付けているベルトに『カウ・ベル』を付けていたので
音で振り向く人が何人かいて、残り3km過ぎでひとり元気な声を上げている人を抜いたら、
「ねぇ、“熊避け”付けてるでしょ!」と言うので振り向くと
「がぉ~っ!」と言って来たので、逃げた。
(逃げるのは熊じゃないのか?)
とにかく CW-X のふくらはぎ用を着用していたからか、足底に痛みが出なかったが、
最後は水分が足りなかったか、ふくらはぎが完全に攣る寸前。
何とか、去年より早く制限時間前には戻って来れた。

記録証を貰って、テントに戻って着替えて、美味しい雑炊他を頂いた。
ハーフのトップは10km終了時間後数分で戻っていて、
チームのハーフの最初に戻って来たのは、グミを毒味させたS君だった。
続々とメンバーが戻って来たけど、皆さん速い。
テントのある砂浜から、コースが上にあるので頭しか見えなかったが
大会を盛り上げているDJが「バルタン星人が戻って来ました~っ!」と言った。
ハーフを走っていて、すれ違ったKさんが
「バルタン星人、腰のスピーカーから“ウルトラマンの歌”を流していて、
敵の歌を流してどうするんだ!」と言った。
(このバルタン星人、前の週の『東京MT』も走っていたらしい。)
「今度は、デビルマン が戻って来ました~っ!」と聞こえて来たけど見えなかった。
(被り物のランナーには、この天気は大変だっただろう、、、)

ハーフの終了時間が過ぎても、道路にはまだフニッシュしてないランナーが大勢いるのだった。

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