自転車の消滅

幼稚園の送迎バスが止まる場所になっている事務所横の道路で、
先月から折りたたみ自転車が放置されたままになっていた。
その放置自転車が去年からあったママチャリと2台になったので、
防犯登録シールが貼ってあるママチャリは警察に、
防犯登録シールが貼っていない折りたたみは、
道路管理管轄の土木事務所に連絡した。

業務終了間際で、先に連絡した土木事務所は、現地確認してから対応するとのこと。
しばらくしてから、警官が若い警官と一緒に事務所に来て、
「盗難届が出ていない自転車で、本人と連絡が取れないので時間を下さい」と言った。
個人情報保護法の関係で、詳細は分からない。

それから、30分もしない内にママチャリの持ち主が現れた。
年配の女性で、自転車が見つかったのが、いかにも迷惑そうだった。
「1年前に盗まれて、仕事に行くのにすぐ別の自転車を買った云々、、、」
「それは、こっちには関係ないんですけど?」

車で一緒に来ていた、ご主人は小柄で大人しそうな人で
「どうしたらいいか、警察に電話する」と言うので、警察の電話番号を教えた。
パンクしていて、鍵がロックされた自転車を動かすのは大変だ。

夕方、事務所内を片付けていると、さっきの警官2人がまた来て、
「所有権がまだ本人にありますので、ロックを切断する道具で
こちらが切りましたから、引き取ってもらいました」と言った。
「それは、どうもお手数かけました」

ママチャリは、早く連絡すれば良かったのかも知れないが、
ロックしている自転車が盗難自転車に見えないだろう~っ!!
それって、ロックの鍵付けたままで、盗まれたのか?
(だから、盗難届を出さなかったのか、、、)

とりあえず、1台は無くなった。

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