風と灰色のいつもの空の間で

2014年三浦国際市民MTは、朝から小雨だった。
雪にならなかったので、暖かいはずなのだが、
風がもろ北風だったので、走る前から体感温度は下がる一方。
総合案内所でもらった、パンフレット表紙に
『三浦はマグロも、サクラも応援団。ランナー、ガンバレ、ガンバレ、
ラン、ラン、ラン。』とあったが、
エントリーしなかった時以外、天気が良かった例がない。

前日からテントの設営をしてくれた、AlさんのTAチーム設営地にお世話になる。
そうでなかったら、駅近くの更衣室で着替えたランナー達みたいに、
海岸にある『休憩所』という名ばかりの、
テントの下で所狭しで立って、雨をしのいでいた。

ドーム型テントで着替えたのは良かったが、
走るまでに下に穿くレッグウォーマーを忘れていた、、、
スタートまで、1時間。ダウンコートにほぼ生足。
今年のゲストとMCのやり取りを聞いていると
過去最高の14,411人のエントリー。
雨天で出走取消がいたとしても、1万人はいるのか?

サイクリング用のポケッタブルウインドJKTを、そのまま着てスタートに行く。
スタートまで20分、コースにはちゃんと入れたが、
それでも位置取りは、後方で気落ちした。
ゲストが「待っている間にその場ジャンプと、
脇腹を伸ばすストレッチをした方が良い」というのでやった。
確かに良かったが、もっと早く言って欲しかった。
すでに雨は止んでいたので助かったが、とにかく寒かった。

今年のゲストは、『甲高いアニメ声』の某元ランナー、
スタートしても去年、一昨年みたいにスタートライン前で
立ち止まるランナーはそういなかった。
練習していなかったのもあるが、進みが遅く感じるのは人数が多いから?
7分後にスタートしたハーフの先頭ランナー達が来たのが、
いつものところだったので、とりあえずこのペースで走る。
去年、“初音ミク” コスプレ・ランナー(多分)が、
豹柄のトップを着て、猫耳で走っているのが見えた。
今年は、TAチーム設営地には来なかったけれど、相変わらず速かった。

3km手前でハーフのコースと分かれて海岸線をさらに下る。
10kmの先頭ランナーが折り返して来た。
スポーツクラブのメンバーSさんが、小浜坂を下って来たところですれ違う。
いつものところで声を掛けると、Sさんは手を上げてくれた。
4km地点の小浜坂、距離約600m、高さ約40mを上る、、、
この坂で、人数の多さをモロに感じた。
前に行きたいけれど、行けなかった、、、

5km折り返してから、小浜坂を下るのも大変だった。
一番呆れたのは、坂の歩道を走っている非常識ランナー達だ。
SUUNTOを見ると制限時間までには戻れると思ったので、
無理しないでいたが、残り2kmで左ふくらはぎが攣りそうになった。
ペースダウン、、、

“走る練習”はしていなかった。
これが事実。何とかフィニッシュして、完走証はもらった。

来年は、1週明けて『横浜MT(フル)』があるのだ、、、


今年は、大根の吹き流しがなかった、、、マグロに見えないのは、気のせい?
このところの天候不良で不作なのか?
フォトスポットお立ち台、名物大根控え目。


TAチーム、炊き出し。豚汁(左)と、お汁粉(右)と、やかんのホットワイン。
今年もお世話になりました。皆さん有難うございます。


三浦海岸駅前の川津桜は、何故か満開だった。


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