晴れて候

11月15日朝TVを見ると、新横浜駅で東海道新幹線が止まっていた。
理由は後で知ったが、自殺願望の男が新幹線によじ登り、
パンタグラフを触って、ショートさせ停電したからだった、、、
『列車往来妨害罪』で送検されるだろうが、朝っぱらから迷惑な話だ。
早い朝食をして、その新横浜駅に向かう。
トヨタカップの時は『横浜国際競技場』横の新横浜公園内 ◯産フィールド小机 で行われる
盲導犬の社団法人が主催するチャリティ2時間リレーMTに参加する為だ。

スポーツクラブの長いメンバーさんのE.Kさんが、最初に会社の上司に誘われたのだが、
休部中の実業団陸上部メンバーも集まり走るので恐れ多くて一緒に走れず、
スポーツクラブの走るメンバーにこのイベントの話をして来た。
10月末の締め切り日にネットで申し込み、レースまで2週間しかなかった。


受付時間が30分間で、無記名のゼッケンに各自ナンバーやチーム名等を手書き記入。
計測チップは無しで2時間を何周走ったかを競う、シンプルなルール。
◯産スタジアムと同じウレタン舗装の“高速トラック”に行くと開会式が始まっていた。
チームは前出のE.Kさん、横浜駅伝で走ったM.Sさん、眉ありコーチ、トラの4人。
ジャンケンで順番を決めると、M.Sさん、眉ありコーチ、トラ、E.Kさんになった。

大会会長の挨拶があって、大会責任者のルール等の説明になり、
「給水用の紙コップを忘れて来ましたので、 水分を各自用意してうんたら」と来た。
その紙コップを取りに行っている“間”を引き伸ばしているのか、説明が長くなっている。
それから“高速トラック”に参加者が広がって、ストレッチを始める。
陸上教室(NSAA)のスタッフ(?)のストレッチは動的ストレッチで、
静的ストレッチと違う方法で筋肉を動かす意味合いがあり、参考になった。
そして、参加者が手を繋いで輪(支援の輪)を作り、ウェーブを1周させる。
予定より20分くらい遅れて、競技スタート。

1周目は第1走者全員でコース確認。
先導する5本指シューズを履くランニングトレーナーが、3㎞ を11分台で戻って来た。
おいおいである、、、我がチームメンバー全員練習不足、大雑把にキロ6分として
(6分×3km)×4人=18分×4人=72分、120分-72分=48分、48分÷18分=2.6666…で、
トラまでが2周走る計算になった。
しかし、実際は“高速トラック”のおかげか、第1走者のM.Sさんが15分台で戻って来た!
第2走者の眉ありコーチがスタートした後に、
近くに住んでいるチコさん夫妻が散歩がてら応援に来た。

E.Kさんの会社の上司との話によると、チームのアフリカ選手が9分で走るらしい。
走っているランナーを観ていると、トップグループはやはり次元の違う走りだった。
横浜駅伝とは違い、こんな風にゆったりと観れるのはフィールドだからか。
そうこうしていると、眉ありコーチが戻って来たのでスタートに向かった。

タスキを受け取ってスタート横にある計時を見ると、眉ありコーチも15分台だった。
みんなから見えるとこだけマジに走ってのんびり走るつもりが、
多少練習で走っていたせいか行けそうなので、試しに心拍を下げない様に走る。
ほぼフラットで、横浜元石川線の高架を潜って鶴見川沿いに行くので景色は飽きない。
スケーボー広場、バスケット広場、テニスコートなどの設備があるのを初めて知った。
横浜MTの練習に昼間ここで走るのも良さそうだった。
第4走者のE.Kさんにタスキを渡して、計時を見るとトラも15分台だった、、、オヨヨ。
荷物を置いた場所に戻ると、例のアフリカ選手がタスキを引き継いで行く。
E.Kさんの上司グループの別チームの走者がムキになって後に続く。

アフリカ選手は、1周8分前ぐらいに戻って、また“高速トラック”を走って外周に行く。
観ているみんなで感心、、、いやぁ~、あんな風に軽く走りたいものだ。
E.Kさんも15分台で戻って来たので、全員2周が確定した。

外周では、某M学院大学の陸上部員が見事な1列で走っていた。
大学のブログによると、この大会に出たチームが2時間を14周で優勝したそうだ。
(我がチームの約倍の周回だ、、、さすが、現役。)
結局、E.Kさんが“高速トラック”を走っている途中で時間切れになったけど、
みんなで一緒に並んでフィニッシュ。

チコさん夫妻と“高速トラック”で別れて、新横浜駅に戻る途中で食事をするので
用があって先に帰る、眉ありコーチと別れた。
鳥料理飲み屋のランチは、何故か『カキフライ定食』と『とろまぐろカツ定食』になった。
(写真撮り忘れてしまった、、、)

写真は、参加賞で貰った、アパガード歯磨きペースト、ゴアテックス素材のエコバッグ。


缶バッジは、1周ごとに周回申告して貰った。
天気が心配されたが、寒くなかったので、走るにはホントに助かった。
参加した皆さん、お疲れ様でした。

“晴れて候”の土曜日だった。(了)

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