平常心之道

3月13日、落選想定のエントリーをして当選した 横浜M に参加。
参加というのは、ほとんど走った訳ではないからだ。

今年はスタートラインを越えるのに約30分かかり、
長いウォークブレイク、ストレッチ、エナジー補給もちゃんとした。
去年とあまり変わらないフィニッシュタイムで、
ネットタイムでは、約10分速かった。

走っている時が『自分と向き合う貴重な時間です』と、
♪三時のおやつは〇×□△~の某カステラにあったが、
単なる完走目的ランナーには、そんな思考はない。
終盤は、『関門突破』だけだ。
道の上を走って、簡単に答えが出る訳でない。

最近の一般ランナー参加大型マラソン大会、
シリアス・ランナーには当選確率が減る。
シティ・ランナーには制限時間が6時間あればフルを完走出来る。
マラソンコース近隣関係者には交通規制等で大迷惑。

17年前の初マラソンのタイムを更新する気になったら、
いつか、またフルを走ろうと思う。

示衆云、道不用脩、但莫汚染。
何爲汚染。
但有生死心、造作趨向、皆是汚染。
若欲直會其道、平常心是道。

衆に示して云います、
道は修するを用いず、但だ汚染する莫れ。
何をか汚染と為す。
但だ生死の心有り、造作し趨向す、皆な是れ汚染なり。
若し直に其の道に会さんと欲すれば、平常心是れ道。
 (馬祖語録『無門関』巻十九)

タイトルの漢字が違うのは、家にある掛け軸がこの字だったと思う。

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