忘れないうちに・・・その2

 休憩終えて進んで行くと、さっきの競輪の選手がT字路の信号で折り返して、自動車に掴まって坂を上って行く。競輪の選手になるのは大変だし、ランキングを維持するのも大変。それに比べたら、うちの近所の競輪の選手はあまり自転車に乗っているのを見かけないけれど、地下1階2階建て建物の道路と駐車場と同じ高さの地下1階の部屋で「3本ローラー台」でもがいてる姿が窓越しでわかる。

 話がそれてしまった。横浜国際プールに行く時に通る道路は、かなり整備されていた。中原街道を抜けて、鶴見川へ向かう。途中、Aさんが「トイレに行く」と言ってコンビニへ急ぐ。この人は、デイバックに2キロのウェイトを入れて、両手には何故かテニスボールというスタイルだった。後でマスターズ仲間から聞いた話だと、水泳のスクールに来る時はいつもアンクルバンドを付けて来るそうだ。(要は、ながら族?・・・テニスのスクールもやっている。)

 右手方向に鴨居駅が見える所で、鶴見川のサイクリングコースに入った。かなり、歩く人達の差が出て来た。雨が降って来たので第3京浜の高架下で休憩する。寒くはないが、歩くのには良い。空もそんな暗くない。しばらくして、小机大橋をくぐって、港北インター近くの「崎陽軒」の工場の所から、小机大橋の上に出る。

 新横浜元石川線沿いは、行きにまだ開館してなかった「鶴見川流域センター」を目指す。「鶴見川流域センター」に着くと、大きなぬいぐるみが迎えてくれた。後で係の人の説明でわかったのだが、鶴見川流域は「バク」の形だという、かなりのこじ付けで「バク」がマスコットになっている。また、学習したのは新羽町の辺りの鶴見川は海水と淡水が合流しているので、ハゼとか海水魚がいるそうだ。天ぷらが食べたくなったのは、午後2時になっていたからだろう・・・。

 さて、最後4km強ゴールは、元米軍施設跡地(ベトナム戦争時の野戦病院施設)の「岸根公園」。事件があった「茅ヶ崎公園」や「鴨池公園」に引けを取らない。練習時間があった時は、夜に走った所だけど、走った後はあまりいい気持ちじゃない。「篠原池」がある、池の渡しから入るのは初めてで階段を上がって行くと、真下の地下鉄駅の脱出用の出口の扉があったりした。雨も上がって無事到着。野球のグランドのそばでブルーシートを敷いて、参加者15名がその上でコーチに指示されてストレッチを始めた。横になって足を上げて伸ばしてるのは、はたから見ると異様な光景だ・・・。

 午後3時過ぎ、やっと遅い昼食を頂いた。なかなか出来ない体験だった。(了)  

 ※参考までに 横浜市都筑区 見どころガイド 

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