晴耕雨読

7月のとある日、飲んだお酒。



左の派手なのは芋焼酎と米焼酎のブレンデッド。

XX 晴耕雨読(せいこううどく)
だぶるえっくす ジョイホワイト

裏ラベルに ”XXは、ローマ字の20を表します。”
さらに ”芋焼酎(直接加熱蒸留)米焼酎(間接加熱蒸留)の配合で構成されています。
商品名は間接加熱蒸留の配合が20%以上であることにより
本格焼酎 XX(ダブルエックス) 晴耕雨読 ジョイホワイト です。” とあり。

品目:本格焼酎
アルコール分:25度
原材料:さつま芋(鹿児島県産 ジョイホワイト、白豊)・米麹(国産米)・米(国産)
製造者:有限会社 佐多宗二商店(鹿児島県南九州市頴娃町別府4910番地)

『七変化するカメレオン焼酎』
”飲み方で味わい香り七変化” と首掛けポップにあり、

某老舗酒商の商品説明では、『香り、味わい』を
”ストレートやロックで飲むと洋ナシの甘味が、
炭酸で割るとマスカットを感じる味わいに、
お湯割りでは石焼き芋の甘いホクホク感(焼酎ビギナーも大満足)と、
面白いように表情が変わる” とあります。

蔵元の 商品説明 では、もっと細かく謳っている。

蔵元自慢設備の『間接加熱蒸留器』と『直接加熱蒸留器』で造られた
ブレンド焼酎は、ウィスキーじゃないのは確かだ、、、


右の地味なのは、日本酒。
清酒大山 特別純米酒 十水(とみず)

加藤嘉八郎酒造株式会社(山形県鶴岡市大山三丁目1-38)
アルコール度数:15度
精米歩合:60 %
酒米:米(山形県産はえぬき)、米麹(国産米)

某日本名門酒会のサイトによると、
このお酒の「十水」とは、江戸後期に確立した仕込み方法で、
十石の米に対して十石の水で仕込むこと。
現在より1~2割少ない水で仕込むこの濃厚仕込みを、
今風にアレンジして醸された特別純米酒なんだそうです。

裏ラベルを文字起こしすると、、、

”江戸時代、米は「升・斗・石(米の一石はおよそ150kg)」による
計量が一般的であり、酒造りの米と水の割合は、「米十石」に「水十石」を
使用する「十石(とみず)仕込み」と称される製法が一般的でした。
時代は流れ、現在米の磨きは進み、米の溶け過ぎなどの影響を最小限にする為に
「米十石」に「水十二石」以上の仕様が主流となっております。
当社ではその原点を俯瞰し、昨今の多くの料理に合うように、
大山流「十水」を醸成いたしました。濃醇でコクがあり、
しかも柔らかくキレのある味わいを、冷でもお燗でも・・・・
心おきなくお楽しみください。蔵元敬白”
はぁ~っ。


なんか、お酒まで 多様性 を求めているのか?と思う。
ただ、食べるものがあって、ただ、酒があって、
シンプルに飲みたいんですが、、、

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