茶壷

「2009トライアスロン世界選手権シリーズ横浜大会」が終わってから、3人で中華街に行った。
ちょうど昼時の中華街大通りは、たくさんの人で混んでいた。
御大Mさん、メタボリック料理長が入ろうとした店(順海閣、海員閣他)は、外に人が並んでいた。
その路地の一本向こう側(JR線「石川町」駅方向)にある、
去年の横浜マラソンの帰りに寄った 獅門酒楼 に行ってみるとすぐに入れた。
(トラのお目当ては、今が旬の空心菜の料理だ。)

生ビールを頼み、一人1,980円のコースメニューと『空心菜の海老味噌炒め』を頼んだ。
前菜盛り合わせ、スープ、エビのチリソース煮、春巻き、
牛肉とキノコのオイスターソース炒め、シューマイと出て来たところで
メタボリック料理長が生ビール3杯目が無くなり、御大Mさんが2杯目途中、
トラが2杯目を頼もうとすると、御大Mさんが紹興酒にすると言うので、
お店の人にメニューにたくさんある中からお勧めの紹興酒を聞くと
「陳十年 古酒」甕酒(大500ml 2,800円 / 小250ml 1,500円)だった。
それの【大】を常温で頼んで、硝子のお猪口で飲んでみるとサラッとして美味い!!
すぐ後に来た『空心菜の海老味噌炒め』(1,200円)とすごく合った。

コースメニューは値段からして一人前の量が少なかった。
後、チャーハンと杏仁豆腐が出て来て最後だったが、2本目甕酒【大】との兼ね合いで
御大Mさんが『ふかひれの姿煮入りつゆそば』(1,900円)を追加した。
(さすがに3人分は頼まなかった・・・)
それで、中学生時代に防火ポスターで入選した話を御大Mさんが始めた。
賞状と貰ったのが「チャーシュー・ラーメンの券」で、友人と3人で一つを食べた思い出話だった。
(今度は、「チャーシュー・ラーメン」を3人で食べてみるか?)
2本目を空けてしまったので、メタボリック料理長が3本目甕酒を【小】で頼んだ。
メタボリック料理長は、定期検診結果の話題になっても、
休肝日を設けて酒を抜けば大丈夫とかで、お猪口を空けるとすぐ注いでいる。
この3人で 紹興酒の10年古酒(17°) を飲むなんて、水同然 だった、、、
御大Mさんが「どこにふかひれが入っているんだ~?」と、つゆそばにからむ。
(酔っているからじゃなくて、本当にふかひれを探していた。)
ふかひれの姿煮がないつゆそばは、昔ながらの醤油ラーメンの味だった。

トラがいつも食べるペースが遅いので、その間に4本目甕酒を【小】をまた追加。
御大Mさんが「まだ飲み足りないんじゃないの?」と言うので
最後に追加したのが『ソフトシェルクラブのスパイス炒め』(1,000円)と5本目甕酒を【大】。
ついでにメタボリック料理長は自宅用に「シューマイ」を頼んでいた。

御大Mさんは、脱皮ガニを殻ごと食べる気は無かったが勧めると、
「コレは美味い!最初にビールと食べたらもっと美味かった!」と言った。
飲み終わるまで置いた杏仁豆腐を食べて、店を出たら14時半すぎていた。
会計は、3人で約25,000円也、飲み代の方が多かった。

↓ 一人1個ずつ持ち帰りが出来た、紹興酒が入っていた『茶壷』です。

陳十年
『甕』ではなかった、、、