Low birth weight infant

“日本野球発祥の地の碑”がある、
都営地下鉄三田線「神保町駅」前、学士会館に行く。
お付き合いで行った講演会なのに日本の今後を考えさせられた。
サブテーマは「成人病胎児期発症説からみた妊婦栄養の重要性」
(講演者は福岡秀興教授)

ここ数年間、日本での 低出生体重児 が増加している。
教授は、母親の妊娠中の栄養不足が子供の一生の健康を決める。と言い切る。
遺伝子のメチル基に関わる栄養素(葉酸、VtB6、VtB12 etc.)が不足すると、
胎児中に形成される遺伝子の異常が生じる。
(身体的障害等との関係が考えられる。)
栄養が不足した状態で胎児が発育すると、栄養が少なくても生きて行ける様に身体が変化する。(中略)そこへ生まれた後に栄養豊富な食事を摂ると肥満となり、成人病が起こりやすくなる。
最後に食育は、胎児期から始めるべきだと締めた。
(コレは、母親が「ヤセ願望」では意味が無い。)

私事ですが、「低出生体重児」である、
トラは成人病になる確立が高いのである。(?!)