I know you can do it.

月曜日に今月から担当になった超デカいコーチの初級水泳に参加した。
今月の種目が初級者苦手のブレストだったので、人数が少なく2人だった。
ただ理由はそれだけではなくて、話には聞いていたが、
ある日は20分という時間内で説明が長すぎて100mも泳がなかったとかで、
これから寒くなるので、泳がないと体が冷えてしまう、うんたらで不評なのだ。

この日は、前日のクラブ記録会で声を出し過ぎたそうで、
超デカいコーチは、喉を潰して、話すのが大変そうだった。
で、『気をつけキック』をいきなり始める。
25mでサイドエンドに行くと、説明をしてくる。
キックの力が一番出るポイント(足の位置)についてだった。
その点を踏まえて、また戻る。
次にキックだけでは進まないので、どうするか?で、
ボディポジションとかの説明になって、
前に進もうとする推進力が働くようにイメージしてキックして下さいで、
またまた、気をつけキックを行い、戻って100m。
最後に手を付けて泳いで下さいになって、行って戻って終わり。

トラは泳ぐのにいろいろと参考になったけれど、
一緒に参加した向上心ある常連の方が、レッスンに納得出来ないらしく、
終わった後で、超デカいコーチに感じた事を突っ込んでいた。
悪い言葉でいうと『専門バカ』の超デカいコーチだから、
多分、トップ選手の経験から、時間がかかる無駄な事をするよりも
効率が良く、質が高い方法でスキルアップして行きたいのだ。
その為には受け身の姿勢ではなく、
各々の自分の感覚から発展させなくてはならない。
(ある意味で初級者には説明が専門過ぎるのかもしれない。)

お師匠さんについての習い事というのとはまた違って、
スポーツクラブという不特定多数のいろんな人々がいる中で、
「こっちは金払っているんだから、うまく泳げる様にしろよ」では、
コーチを全然敬っていない事になる。
泳がないと上達しないという思い込みは捨てて、
超デカいコーチのいう、“身体の動かし方”をイメージした方が手っ取り早い。
言われた通りに今は出来なかったとしても、
自分がどうすればうまくなるか努力する姿勢が大事なのだ。

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