此岸は燃えているか(2)

多摩川緑地広場内を川上側へ歩いていくと、
硬式野球場が見えてきた。
少年野球チームが大勢で練習していた。
グランド内とグランド外と分かれて、
別メニューでそれぞれ練習している。

元々ここは、"目の中に火が燃える表現” で
有名な昔の野球漫画の主人公が所属した、
某プロ野球チーム 二軍(ファーム)の本拠地球場・練習場だった。
(1998年3月末で施設貸借契約満了)
その後、この施設は国から区に移管されて、現在に至る。

河川敷から土手(堤防)の階段を上がっていくと、
多摩川が氾濫しても流れない(?)
某ハウスメーカーの建築だと思われる、建物が目に入る。


練習後の選手御用達だったお店。www


メニューを注文して、外のテラス席で待っていると、
女将さんが持ってきてくれたのが、
ワンカップ、ビール(チェイサー)と、
少し遅れて、乾き物よりのど越しがいい、ところてん。
初夏の陽気で、ひんやりとする。


ところてんが終わった頃を見計らって、
持ってきてくれたおでんは、いい色で汁が染み込んでいる。


〆の焼きそばものど越しが良かった。


店内は某プロ野球チーム選手のサインや
先代夫妻が好きだった Mr.G の写真等で一杯。
ここも昭和のノスタルジア。
サイクリングの途中で寄る人達や、親子連れ、
近所の人達が寄って、憩う場所だった。
土手しか見えないけれど、これはコレであり。

帰りは高級住宅街(?)を通って、元来た駅にたどり着いた。

元号変わってから最初の黄金週間、いい息抜きになった。(了)

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