One Friday night

金曜日の続き、夜の空いてる環2をかっ飛ばして帰って来て、
家の前の坂道でスクーターを止めると、
横の専用通路挟んだ隣家の前で、男の人がしりもちを付いていた。
その人は2軒先の痩せた住人で、
いつも酔ってフラついて歩いているのを見かけた。

スクーターを駐車場に入れ、ロックをして、
シートをかけて坂道に出ると、今度は完全に仰向けになっていて、
頭が坂下方向で、起き上れないらしい。
そばにカバン、スマホが落ちている。

仕方なく、スマホを拾い、近寄って声をかけた。
今度は横向きになって、手を振って、大丈夫だとジェスチャー。
しかし、そのまま寝てしまいそうだったので、
肩を叩いて「道路では危ないから」といった。

ちょうど、坂を上から降りて来た男の人がいて、
立ち止まって様子を見ていて、
「すぐ、そこの家なんです」というと、
カバンを拾ってくれて、手伝ってくれる。

スマホを渡し、トラがその人を抱えて立たせると、
家の鍵はしっかり握りしめていた。
その人は立っているのがやっとで、門の前まででは、一人で入れず。
通りすがりの人が門を開けてドアの前に連れて行ったが、
ドア鍵を自分で開けられなかった。
それでインターホンを押して、家人を呼んだ。
年配の女性が中からドアを開けた。
痩せた住人は、酔いが醒めたらしく、シャッキーンとした。

配送完了、、、

以前も千鳥足で膨らんできて、
スクーターと接触しそうになった事がある。
なるべく、居合わせたくない。

また、電車で缶チューハイを飲んでいるのを見た事がある。
家では飲めないのだろう、、、
酔って帰って、家の前の道路で寝ていて、
何か事があるのは勘弁してほしい。

身の覚えがあるので、あまり人の事はいえないが、、、

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